関東学園大学2019
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地域経済デザインコースの学び群馬県大泉町役場との連携事業であり、本学の学生が大泉町が実施する6 事業について外部評価を行いました。評価は、実績報告書の精査、職員に対するヒアリング、実地調査、ほかの自治体における事業との比較などに基づいて行い、改善点とその改善策などの評価結果を大泉町役場に報告します。地域が抱える現実的な課題に向き合い主体的に考え、解決する実践力を養う大泉町役場行政外部評価2ブラジル人学校との交流本学、大泉町とブラジル人学校が連携し、ブラジル人の子どもたちとの交流会を開催しました。交流会では子どもたちに日本の言葉や慣習、防災知識などを教えました。外国人の住民の方々とのふれあいを通じて、異文化理解を深めるとともに多文化共生を実感しました。地域スポーツ振興活動「おおたスポレク祭」に参加しました。フィールドワーク学習の一環として、太田市が主催するファミリー向け大型イベントに、学生がボランティアとして参加しています。学生が企画開発した商品「柿のひとやすみ」。東銀座の群馬県アンテナショップにて試食販売しました。太田青年会議所主催の「おおた100km徒歩の旅」事業に毎年参加しています。本事業は約100 名の小学生が数日かけて太田市近郊100kmを徒歩で旅するという企画。学生は、企画の段階から参加することで、コンピテンシーの向上を図る機会となっています。おおた100km徒歩の旅太田市商工会議所主催 呑龍市の参加その他のフィールドワーク太田市商工会議所が毎年開催する呑龍市に参加し、大学内に設置するハウスにて栽培したトマトベリーと伊豆熱川の観光農園「丸鉄園」の、ニューサマーオレンジを販売します。学生が「地域経済の現場」において体験学習できる機会となっています。●防犯ボランティア(P17)●伊豆熱川丸鉄園フィールドワーク(P15)●渋川市道の駅の魅力向上・観光資源発掘(P19)●おおたまちの先生見本市(P23)●「おおた食と光の祭典」への参加●国際料理教室●関東学園大学サツマイモファーム などアクティブラーニングアクティブラーニングとは学生が主体的に考え行動する学び。ワークショップを取り入れた講義と、体験・交流を通して地域の現状を学ぶフィールドワークを組み合わせて、地域が抱える現実的な課題に広い視野で取り組み、解決・実践できる力を養っていきます。関東学園大学では過疎化が進む地域や、観光客減少に悩む自治体など、さまざまな地域と連携。学生ならではのフレッシュな発想を生かして画期的な活性化策を提案・協働し、地域を元気にしています。フィールドワークの紹介群馬県事業「やま・さと応縁隊」の活動群馬県の事業「やま・さと応縁隊」の取り組みでは干し柿を素材として町や生産者組合と会議を重ね、市場調査や実際に摘果作業などを手掛け、加工品の開発に取り組みました。その結果、Challenge IoT Award 2016関東大会で、キャンパス優秀賞と、協議会賞を同時受賞しました。受賞した加工品は「干柿みそ」を発展させ、幅広い用途が期待できる干柿ペーストにしたもの。伊勢崎市内の企業の協力を得て試食会を開いたところ、94%の人が「おいしい」と回答したことが商品化の決め手になりました。応縁隊の活動3年目を迎える次年度も引き続き神流町と連携して、干柿ペーストの販路確保と拡大に取り組み、秋までに商品の量産体制を構築する予定です。過疎化に悩む神流町の活性化を応援します。26

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